経理アウトソーシングの費用相場はいくら?2021.02.26

どんな会社であれ必ず発生する業務といえば経理です。
経理の業務は、経営者が会社の舵取りを行う上で非常に重要な指針となる数値を算出するものです。

しかし、経理業務を人が行う以上、どうしても様々な問題が発生します。経理担当者の退職、繁忙期、会社の規模の拡大、新しい事業展開などの際には経理処理の問題が発生してしまう可能性が高くなります。

そんなときには、「経理アウトソーシング」を頼ってみてもいいかもしれません。この記事では経理アウトソーシングの業務や、その費用相場についてお伝えしたいと思います。

経理アウトソーシングとは?

経理アウトソーシングとは?

まずは経理アウトソーシングがどのようなものなのかを解説します。
この項目では経理という業務を明確にして、どのような仕事をアウトソーシングできるのかを考えてみたいと思います。

そもそも経理ってどんな業務?

経理は、会社経営において非常に重要な「利益」と「資産」を生むためにその資本となるお金を管理することです。会社では日々、多くのお金が動いています。その「仕入れ」「売上げ」「経費」などのそれぞれにおけるお金の動きを可視化することが必要となります。

経理の仕事は非常に地味な作業の繰り返しです。
しかし、この業務が正確でないと経営者は経営判断をすることができません。そのため、どんな業種の会社であっても経理の仕事は必要であり欠かせない存在なのです。

では、より具体的に経理の主な仕事をまとめてみることにしましょう。

(経理の主な仕事)

  • 売上管理
  • 仕入れ管理
  • 社員の給与、保険の管理
  • 税金計算
  • 決算書の作成

これらを可視化するのが経理の仕事と言っていいでしょう。
経営者はこれらの数字をもとに改善する方法を考えています。経理担当者もその結果に対して経営者にアドバイスする役割も担っています。まさに経理は「経営者の右腕」なのです。
経理の業務は、おおよそ年間の仕事のサイクルが決まっています。そのため、ある程度計画が立てやすい業務でもあります。例えば3月決算の会社であれば、おおよそ次のような年間スケジュールになります。

(経理の年間スケジュール)

4月決算整理
5月年次決算書作成、税務申告
6月社員の賞与対応、社会保険の算定基礎届提出
7月労働保険更新
11月中間税務申告
12月社員の賞与対応、年末調整
1月給与支払報告書・法定調書の提出、償却資産税申告書提出
3月棚卸作業

最も繁忙期となるのが決算後の4、5月というのが一般的です。
特に決算書の作成や税務申告までが最も重要で大変な業務となります。

アウトソーシングできる経理業務は何がある?

「経理アウトソーシング」とは、会社の経理業務の全て、またはその一部を代行してもらうサービスのことです。その内容はどのようなものがあるのかを確認してみましょう。

(経理アウトソーシングが行っている業務)

  • 試算表作成
  • 給与計算
  • 年末調整
  • 振込業務
  • 請求書発行
  • 売掛金、買掛金の管理

つまり、前項であげた主な経理の業務は全て経理アウトソーシングで行ってもらうことが可能だということです。

経理業務は総務部などの業務に割り当てられ、その情報は社外的にも機密事項にするというのがこれまでの常識でしたが、ここ最近では経理業務や人材採用などの業務をアウトソーシングする会社が増えています。

その最も大きな理由は、「業務の効率化」と「経費削減」を行うことによって会社の利益を拡大させることです。特に経理業務などは、ベテランの社員が長年担当するようなケースが多く、業務見直しをするというきっかけがなかなか無いという状況である会社もあるかもしれません。しかし、経理担当者の退職などを機にこうした経理アウトソーシングを検討する会社も増えています。 経理アウトソーシングは、単に経理を代行してくれるだけではありません。経理に関するコンサルティングなどを行ってくれるサービスもあるため、会社の創業や業務拡大するタイミングなどで経理アウトソーシングを検討してみるのも良いでしょう。

経理アウトソーシングのメリットとは?

経理アウトソーシングのメリットは、大きく分けて2つあります。それは、「経理業務におけるコスト削減」と「経理の不正防止」です。それぞれ詳しく解説したいと思います。

経理業務におけるコスト削減

経理アウトソーシングを利用することでそのコストを削減することができる可能性があります。前述したように経理の仕事は繁忙期が決まっているという特徴があります。そのため、会社の状況に合わせて人材配置をすることができるのです。

自社の社員で経理業務を行う場合には、経理に関する教育や引き続きをする時間なども必要となります。経理アウトソーシングの場合には、経理のスペシャリストがその業務を担当するため、結果としてコストの削減をすることが可能です。

経理の不正防止

次に考えたいのが経理の不正防止としてのメリットです。経理の業務は会社においても非常に重要な数値を扱うため、いわゆる「ブラックボックス化」しやすいものです。それが不正を招くこともあるかもしれません。経理アウトソーシングを利用することで、その体制をオープンにし、不正防止をすることができるのです。

経理アウトソーシングのデメリットとは?

逆にデメリットも考えておきましょう。経理アウトソーシングを行うデメリットは「セキュリティ問題」と「社内教育問題」です。これもそれぞれ解説していきます。

経理アウトソーシングをするこということは、社内の重要なデータをそのアウトソーシング先に預けることになります。その際には当然ながら漏洩リスクがあります。そのため、アウトソーシング先の信頼は非常に重要ですし、セキュリティについての知識が必要になってきます。 社内で経理を担当する社員がいれば、会社に経理ノウハウが蓄積していきますが、経理アウトソーシングを行うとそれを全てアウトソーシング先に委ねることになります。このことは長期的な視点でどのような方針を持つのかを経営者はしっかり判断する必要があるでしょう。

経理アウトソーシングにはどんな依頼先がある?

1.税理士事務所

経理アウトソーシングをサービスとして行っている税理士事務所があります。税理士事務所の担当者が実際に会社に来訪し、業務を行うために「顔がみえる安心感」があります。

2.クラウドソーシング

インターネットのクラウドソーシングサービスを仲介して、会社の経理アウトソーシングを行うことも可能です。クラウドソーシング登録者には、税理士や会計士の資格を持っている経理経験者がおり、個人への発注を行うことが可能です。インターネットを通じて業務をしてもらうため、料金や訪問する地方格差などが無いというメリットがあります。

3.経理代行サービス

最近では、経理代行を専門に取り扱う会社も増えてきました。専門に経理アウトソーシングをしている会社では、取り扱う業務の専門知識が豊富であるため、より適切なアドバイスを受けやすいという特徴があります。また、専門で経理代行を行っているためにレスポンスが早く、柔軟に対応してもらえるというのも強みです。

料金相場は?料金によって何が違うの?

前項では3つの依頼先を紹介しましたが、気になるのは依頼先によって料金がどのように変わるのかということでしょう。経理アウトソーシングには、会社の規模や依頼内容によって料金が大きく変わってくるので比較するのはなかなか難しいところではありますが、条件を一定にして考えてみたいと思います。 ここでは製造業の会社(社員数20名、月仕訳量300件)を例として考えてみましょう。業務内容は、「銀行代行業務」「会計ソフト取り込みデータ作成」とし、月額料金を比較してみることにします。

1.税理士事務所へのアウトソーシングの料金相場

経理アウトソーシングを税理士事務所へ依頼する場合、会社に来訪してもらい業務を代行してもらうのが一般的であるため、他の2つと比べての料金相場が高くなる傾向にあります。例にあげている条件での月額料金の相場は、25万円~となるでしょう。

2.クラウドソーシングへのアウトソーシングの料金相場

クラウドソーシングで経理アウトソーシングを行う場合には、最も料金相場が安くなる傾向にあります。しかしながら、その経理経験や実績などが見えにくい部分も多く、基本的には来訪なしでの経理アウトソーシングとなることを認識する必要があります。

また事務所などを持たずに個人でクラウドソーシングサービスに登録している方も多いため、スピーディな対応はあまり期待できない可能性があります。例にあげている条件での月額料金の相場は、15万円~となるでしょう。

3.経理代行サービスへのアウトソーシングの料金相場

経理代行サービスは、経理業務の代行を専門としているため、一般的に税理士事務所や会計事務所などへ依頼するより費用も抑えられる傾向にあります。 税理士事務所のように担当が来訪することは一般的にはありません。基本的にはデータを郵送などで対応します。経理代行サービスを行う会社は事務所があり、トラブルなどの対応がスピーディであることから中小業者などには適切なサービスと言えるかもしれません。例にあげている条件での月額料金の相場は、20万円~となるでしょう。

月額費用だけじゃない!?
失敗しないために要確認すべきその他費用

前項で料金の相場についてそれぞれの依頼先別で比較をしてみましたが、経理アウトソーシングを契約する場合には月額費用だけではなく、それ以外にもかかる費用を考える必要があります。 会社を運用する上で、重要なのはランニングコストです。基本契約に含まれない業務が長期的に発生してしまう場合には、オプション料金がかかってしまうため、結果としてランニングコストが上がってしまう可能性があります。失敗しないために、ここでは確認すべきその他の費用についてしっかりと確認していきましょう。

初期費用がかかる場合がある(必ずチェック)

忘れがちなのが、初期費用です。経理アウトソーシングをする場合にはほとんどの依頼先で必要になるでしょう。なぜなら依頼先では、会社の経理を経理アウトソーシングするための引継ぎが必要になるためです。

初期費用は、引継ぎ元のシステムを確認し、新しい管理システムへの移行や業務フローの見直しを行い、効率的に業務を行うように設計するための費用と考えるべきでしょう。費用としては月額に支払う費用と同額程度と考えておけばいいと思います。 つまり、経理アウトソーシングをどんな依頼先に行うにせよ初月は月額×2程度の費用の準備が必要ということになります。

業務フロー改善などはコンサルティング費用がかかる場合も

また、新しい会計ソフトの導入や業務フローの改善を行う場合には、月額費用とは別にコンサルティング費用がかかる場合があります。この費用は会社のケースによって大きく変動する可能性がありますが、今後の経営展開を効率よくしたいと考えるのであれば一時的に費用を支払ってでも業務改善することも必要かもしれません。

特に1人の経理担当者が長年、紙の伝票ベースで経理を行ってきたような会社が新しく経理アウトソーシングをしようとする場合には、コンサルティングを受けて会計ソフトの導入やデータ収集の簡素化などをする必要があります。 業務フローを改善することで、経理データを経営者がリアルタイムで見ることができるようになるため、経営判断がしやすい環境が出来るのです。スピード感が求められる現代の会社経営にとって、非常に重要な改善となるでしょう。

契約期間最低半年、かつ半年分前払いの代行会社もある

また、支払い方法についてもしっかりと確認しておきましょう。経理アウトソーシングは基本的には依頼した先に会社の重要データを預け、経営の一旦を担ってもらう存在となります。そのため、お互いの信頼関係が非常に重要です。 そうした業務であるために、経理アウトソーシングの契約には契約期間を最低半年としているケースも多く、その支払い方法も前払いにしている代行会社も比較的多いのです。こうした条件などを確認しておきましょう。

Bricks&UKアウトソーシングの料金について

Bricks&UKアウトソーシングは150名以下の中小、ベンチャー企業に特化した経理アウトソーシングを行っている会社です。特に、飲食店、製造業、IT関連の実績は豊富であり、生産性を向上させるためのコンサルティングを得意としています。
中小・ベンチャー企業の経営者は、「経理業務を安定して運営させたい」そして「経理業務にかける経費をできる限り抑えたい」というニーズを持っています。Bricks&UKアウトソーシングに経理アウトソーシングを代行してもらうことで、その2つを実現させることができ、経営者は本業に集中的に取り組むことができるようになります。

費用対効果の高さが好評

Bricks&UKアウトソーシングの料金は、格安のサービスというわけではありません。価格だけを追求するのであれば、クラウドソーシングサービスで担当してくれる方を探すのが良いかもしれません。
Bricks&UKアウトソーシングの最大の長所は、専門性に優れた税務スタッフがこれまでの豊富な経験を基にその会社や業種に合わせた業務を行っている点です。
悩みやニーズに合わせて最適な解決策を提示し、かけたコスト以上のパフォーマンスをお約束します。

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